議会休会日、私の質問報告(2)
2021.9.13…議会休会日、高校生の息子が今日から登校となったため4時に起きてバタバタ時間を過ごす。7時の涼しい時間から植木の剪定を始め、9時半から仕事を開始。今日は明日以降の議会準備で内勤事務作業です。
さて、昨日に続けて、私の一般質問の報告を致します。第2段です(ボリュウムがありますので便宜上、4回に分けています)。大項目1番の(2)で質問した『新型コロナウイルス感染症対策』で医療の側面と教育の側面から質しました。まず、市はこれまで独自に保健所から情報を聞き取りホームページで公開しています。これを見ることで、市内の感染状況を知ることが出来、その姿勢を評価しております。これに合わせて、救急の搬送状況や病院の受け入れ状況を市は把握するよう努めるべきとも思いましたので、市の姿勢を伺いました。そのようにして頂けるとのことです。
次に平成27年から、夏休みのお盆期間中に学校は完全休業に入ります。その期間は学校には誰もいませんので、児童生徒が感染した場合の連絡としてどう対応したかを質しました。これまで同様、学校ホームページや保護者向け書類で対応したとのことです。しかし、私がPTA会長で学校に行っていた時もそうでしたが、その情報が保護者へはなかなか届かないものです。実際に今回も情報が届いておらず、学校の校長などが知るまでに時間を要した事例もありました。この質問は、この連絡の件だけを言いたかったのではなく、質問の本旨は、デルタ株で子どもたちへの感染が広まっているのに、何の対応も『これまでがこうだったから』と同じ様に考えていないか。状況が悪化しているのだから、それに合わせた対応で子どもたちを守るべきだということです。それ以降に続けた質問(ワクチン接種当日翌日の学校対応のあり方)も含めて、これまで私のこのブログでも書いてきたように、保護者の皆様が持たれているご不安・ご心配の声がたくさん聞こえてきている中で、状況に応じて最善を尽くすべきとの考えで述べさせて頂きました。繰り返しになりますが、「これまでが」ではなく今の状況を前提にして、教育委員会や各学校の現場には対応して頂きたいと思っております。
大項目5番で取り上げた接遇について、ご報告致します。実は、市役所本庁舎自転車置き場に、市役所にこれまで放置された自転車が纏まった状態で置かれていました。10台強だったと思います。サドルがかなり錆びていたり、スポンジが丸見えになっていたり、タイアの空気も抜けてどう見ても見栄えが良いものではありませんでした。こうしたことは以前にもあり、私が指摘して片してもらいましたが、再度同じ状態になってしまいました。私のこの質問の趣旨は自転車云々というよりも、接遇の側面として、久喜市役所の市民の皆様やお客様に対する姿勢を問うています。つまり、接遇対応というものは何も市民の皆様やお客様と対面したときばかりではなく、見えるところ見えないところ関わりなく気持ちよく過ごして頂けるようあらゆる面で努めることだと私は思っております。特に私はホテル・飲食業界にいたからかも知れませんが、こうしたことは当たり前の事だと思っております。市の姿勢もそうしたところに現れます。今回、この質問を出した途端に自転車はなくなりましたが、言われたからではなく、常にそうあって欲しいと思っております。
大項目4番は、市民の方々がふっと休めるベンチの設置をということで、前6月議会に続き、安らぎある街づくりを求めて質問をしました。前議会では、出来ない理由を全面に出した消極的な答弁に聞こえました。しかし、確かに安全性を最大限配慮することは当たり前のことですし、ベンチを置くことで近隣に迷惑がかかることも避けなければなりません。でも、久喜駅西口大通りに6か所ベンチが置かれているように、道路残地や十分な広さが取れる場所に設置することは決して不可能なことではありません。高齢者の方々がブロックや車道と歩道の境にある縁石に座っている姿をよく見かけますが、あれが私はこの要望だと捉えています。市民の皆様は心で思っていても、なかなかわざわざ市にその要望を届けられるものではありません。要望はないとのことですが、私たち議員のところにはそうした要望、つまり思いは届いているのです。住んで喜ばれる街づくりは、これというひとつのことだけではなく、市民の皆様が求めるものをしっかり受け止めていくことで、ひとつひとつ実現されて形作られていくものだと私は思っております。そこにいかに目を向けていくか、そういう街づくりを市に求めました。
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