総務財政市民委員会終了、賛成出来なかった議案
2022.2.17…朝1番で打ち合わせを終え、7時台に市役所へ。少し早すぎただろうか?
委員会が始まる前にしっかりと議案の調査、特にスポーツ振興に関する部署(久喜市教育委員会スポーツ振興課)が教育委員会から市長部局に再編されることについて、これまで他自治体の状況などを確認してきたので、質疑を前にしてその復習をしていました。すると、私に関係する春への準備に関わることについて、大きく状況が一変する動きがあり、その動きについてのやりとりが、総務委員会が始まるギリギリまであったのです。それについて私がどうこう言ったり、動いたりする時間もないままに委員会開始時間になって、本当に朝からバタバタになってしまいました。状況が一変することには、最近は慣れっこになっていますが、その状況変化にあまり翻弄されないように心落ち着かせ、冷静に判断する様にしています。
委員会開始後、すぐにスポーツ振興に関する部署の再編についての議案になり、私が最初に発言、25分くらいやり取りしました。
まず、前日から、答弁に立つ人を巡って議会事務局と相談してきました。この議案については、教育委員会から教育長、教育部長が来てキチンと控えているべきです。まずその点に私は不満を持ちました。それでも、関係する議案について(2議案)、私は事前にスポーツ関係者、スポーツ少年団関係者と協議も積み、言いたいことはたくさんあっても、賛成はやむを得ないとの結論を持ってこの議会に臨みましたから、その言うべきこと、つまり生涯スポーツがこれまで教育委員会に置かれてきた意味・意義を確認しながら、それがしっかりと市長部局でも継承されるように、「移ることによって懸念されること」「失われること」、そのことを考えてこれまで行われた協議内容であったり、関係する方々・市民への周知がこれまで取られてきたかについて、この委員会の場で質してはおきたかったのです。
私たち議員は、こうしたことを議会・委員会の場でしっかりと質すことによって、市民の皆様への声にしっかりと答えていかなければなりません。なので、25分という長いやり取りになったのですが、その答弁から、肝心なそうした内容を全く伺うことが出来ませんでした。とても議論の積み重ねが関係する部署間であったと思えず、そのことから私は、手続上、大きな問題だと疑念を抱くことになりました。
市長の肝煎りで健幸スポーツ宣言をしていますから、「一体化」を目指してその方向に持って行きたかったことはわかります。利点、メリットもあることも存じています。しかし、そうありき論でことを進めて良いとは、私は思いません。ましてそのような行政であって良いとも思いません。何の問題についても当てはまることです。
こうしたことひとつ見ても、私が思う行政への考えと隔たりがあり、ここが違いです。手続きとして前段に必ずなければならない議論、これがなければ、問題が起こった時、不都合が起こった時に対応が出来ません。「やっぱりやらなければよかった」となっても簡単に元には戻らず、物事が曖昧になって行政運営の場合には不都合を被るのは市民です。こうした議論がしっかりし尽くされた上で物事が決まっていれば、例え問題が起こっても、その議論を前提に確実に対応に向けて関係者間で意思共有が出来て解決への糸口も見つかります。
今回は、結論云々ではありません。それ以前の問題として、私はとても賛成することが出来ませんでした。そのことをこのブログにて説明すると同時に、なるべく早く協議してきた関係団体の役員の方にも反対の理由について説明していきたいと思います。
委員会があまりに早く終わってしまったので、事務作業が進みました。先日の記者会見で預かっていた調査票も複数枚仕上げ、また団体役員退任届など、忙しさから宿題になって時間がかかっていたものを確実に処理することが出来ました。夜は所属する民謡会など会議に出席、ご飯を食べてからも、やはり議案書や予算書の読み込み、調査、勉強をして過ごしました。最後まで責任を持って議員としての役割を果たしていきます。
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