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私の議会質問に対する姿勢や考え方です。

2021.10.12…今日は朝から埼玉東部消防組合議会やこの消防議会に関係する動きの中で1日を過ごしました。午前8時、本日締め切りの消防議会一般質問の仮原稿作成、9時、久喜市役所にて質問に関連した行政や社会福祉協議会の施策を確認。併せて担当より聞き取り調査。10時、埼玉東部消防組合に移り議会運営委員会報告会に参加。10時半、消防議会の第一日目が開会。11時15分、消防職員との情報交換。12時15分、1時間休憩に入る。13時15分、消防議会一般質問の本文作成。14時15分、一般質問を提出。15時まで消防職員による内容確認。そして意見交換といった具合です。


 私は、例えば久喜市議会で一般質問を行う際には、市民の皆様から頂いたご意見や自身が議員活動を通してなした現場での経験をもとに項目を立て(医療問題のように専門分野を設けて継続して行っている項目ももちろんあります)、それを関係者から聞き取りしたり、現場に足を運んだりして調査をします。また他の自治体ではどのように取り上げられているのか、法律や条例上はどのようになっているのかなど細かに調べたりもします。この時点で担当課に聞きに行き、また議会まで来て頂きやりとりをすることは調査の一環ですから当然にあります。それだけひとつひとつの項目で質問するにあたり丁寧に時間をかけているのですが、だからこそ通告をした後は、中味・内容について(よほど質問の意図が伝わらずに質問の趣旨を確認しあうことはたまにあっても)、答えて頂く執行部側と打ち合わせをしたり、特に質問と答弁の調整をすることはありません。一般質問当日は、それぞれの分野で専門家である執行部と真剣なやりとりをするのです。僅か1時間か(私の場合)1時間半の時間に、1か月以上の準備をしてきた期間を集約して真剣勝負をするということなのです。それだけに終わるとぐったりします(これは余計なことですが)。


 では、一部事務組合である私が所属する埼玉東部消防組合議会については?当然、一部事務組合についても基本は同じです。ただ、常にいろいろな形で関わっている市役所とは違い、意思疎通が随時あるわけではないので、質問の趣旨や何のために、どういう意図を持って今回の質問をするにいたったのかを事前に説明することは、この場合あってしかるべきなのだとも思っております。そうでないと質問と答弁とが実際に噛み合わず質問で言いたいことが伝わらないということが起こってしまいます。

 もう何年も前の話ですが、近しい先輩から消防議会でよく質問をする私に対して「みんな頑張っているのだからあまり質問をするなよ」とアドバイスを受けたことがありました。それはきっと消防職員のことを大事に思ってのことだとは受け止めております。ただ、私は議員として、そうした職員の大変さや、使命を日々命懸けで果たされているということをしっかりと受け止めていることはもちろん、だからこそ、私たち議員は質問を通してさまざまな改善に繋がるように職責を果たすことが市民、住民の安心安全に寄与することになるし、それを通して、職員の職務遂行の改善にもしっかりと繋がることになるのだと思っております。

 議会質問は何も分からずに聞くのではなくて、最善を尽くして事前に調べてその前提を作り、その上で問題点をどう改善して行くかを、専門家である職員と、現場の声を聞いてきたり、いろいろと勉強して調べてきた議員とがやりとりの中で戦わせて、それがより良い成果を生み出すことだと思っております。私はそのような思いで質問に毎回臨んでおります。私はあまり自分がこれをやりましたのようなことはここまで言わずにきたのですが、こうしたことから日本語が苦手な方が通報した場合の翻訳システムや、併せて通報困難者の119番通報の改善などに質問の成果を繋げてきました。今日のやり取りから来週の本番となる一般質問でも、そうした成果に繋がっていくように頑張ってまいります。

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