top of page

私ならこうする政策提言、行かない市役所、書かない市役所

2022.3.23…コロナ禍や超高齢社会のこの時代に、大風呂敷を広げ、約100億円の経費をかけて新市役所建設を大前提にする。それよりも私なら、まずはこれからの市役所のあり方を先に検討していきます。行かない市役所と言われるものです。これだけIT社会と言われている現代、電子申請が普通にでき、わざわざ市役所に行かなくても事が足りるように、どこまで利便性を向上させることができるのか、そこを大前提に考えていきたいです。また、市役所に行きたくても行けない方々がたくさんいらっしゃることを、私はこれまでの活動の中で理解しています。けれど、どうしても行政は申請主義が強くて「市役所に来てください」の姿勢でいるようです。そこを変えていかなければならないと思っています。


 また、書かない市役所、待たない市役所を実現したいと思います。いわゆる「窓口改革」です。市民の方々が行政手続きをする際に、わざわざ申請書を記載することなく、署名程度と身分証明書の提示だけで済むというもので、埼玉県内では、越谷市と深谷市が取り入れています。これによって、住民の皆様の利便性が向上して、待つ時間も大幅に減り、コロナ対策にも繋がります。合わせて、あっちの部署、こっちの部署と回らなければならない複数の手続きが、出来るだけ一度で済むように、特に住民のご家族様にご不幸があった場合に「お悔やみ窓口」の設置に動きたいと思います。私は、新市役所云々というより、何より先にこうしたことに手をつけるべきだと思っています。この動きに100億の経費は当然にかかりません。そしていずれ老朽化に応じて庁舎の問題を考える時がきたとしても、行かない市役所が成り立っていれば、その上で、ではどんな市役所がその時の状況に応じて必要とされているのか、全然前提そのものが変わっているものと思っています。

 先にやるべきことをやる、これが私の考えです。


 また、そこで働く職員の皆様にも気持ちよく、心身共に元気よく職務にあたって頂きたい。公共に尽くすという使命感を持って入職され、日々頑張ってきた職員の皆さんのやる気や働くことの楽しさ、喜びの気持ちを充分に高めて、引き出していくことは、結果として市民の皆様の幸せにも繋がっていきます。

 職員の皆様には、持てる力、能力を適材適所で発揮して頂き、自分たちは住民・市民のために頑張っているんだという気持ちやそのための目標設定を、心身共に健康で働きやすい職場の中で充分に発揮できるように(まずはここを作ることで)していきたいです。

 

 よく行財政改革という言葉だけが踊りますが、私はその大前提は一緒に改革に向かっていただく皆さんの理解が必要と考えます。私の改革の大前提は、「考える市役所」を据えています。課題の設定を前提において、問題の解決のために何が必要で、足りないところはなにか、それが本当に住民・市民の皆様の幸せ向上のためになっているか、なるためには行政としてどうあるべきかを「考える」ということです。徐々に前例主義からも脱却して、久喜市の持てる力、ポテンシャルをどう発揮させ、自分たちは行政としてどうあるべきかを「考える」ということです。

 私はこれまでずっと現場主義をモットーに、自ら地域に出て住民の皆様にもっとも近いところで活動をしてきました。これからも同様に、自ら動く姿勢を持っていきます。


 

Comments


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page