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市民の皆様からの相談対応の1日

2021.11.1…選挙の最終結果が固まるまで見ていたので寝不足でした。今回の選挙、私が直接応援に入り、または街頭演説を聞きに行った全ての皆様(衆議院議員総選挙、市長選挙)がご当選されました。本当によかったです。ただ、ここでは政党を問わずに秘書時代からお世話になった先輩、師匠とも言える方々、候補者が地方議員だった時に一緒に研修に行ったり議論した方々、比例復活も叶わず悔しい思いをされた方々もいて、手放しでは喜べませんでした。こうした皆様の多くが、日頃より国家国民のために本当に頑張っていた姿を知っているので、心中を察するとなんとも言えないです。そして一番悔しかったのは、TVの選挙特番の中、特に深夜枠などで落選した方を取り上げて、笑いながらネタ振りをする大TV局の報道役員やお笑い芸人のコメントに対して、強い怒りさえ感じました。確かに政治家にも色々な方がいます。自分のことしか考えていない方もいるでしょう。でも、そうではなく、自分を犠牲にしても国家国民を考え、日々血の滲むような努力を繰り返している方々もたくさんいます。先に書いた比例復活も出来なかった私の知り合いや先輩の中にもそうした方はいます。それを落選したからと、笑いのネタとして扱うTVの作りには、正直悔しかったです。これを時代だと片付けて良いのか、いや良いはずはありません。選挙に挑まれたすべての方に心からお疲れ様でしたとお伝えしたいし、当選された方も、今回そうでなかった方も国家国民や社会発展にこれからこそ全力で頑張って頂きたいです。誰ひとりとしてその結果やそこでの人間が積み重ねてきたドラマを笑えるものなどいないと私は思っております。


 さて、選挙期間中も市民の皆さまの御相談事には出来る限り疎かにすることなく、後回しにすることもなく対応してきたつもりでおります。コロナ禍になって特にですが、日々の相談件数が増え、多い時には1日で3〜4件重なることもあり、議会と議会の間に40件程度は平均して扱っているかと思います。そして、ただご相談に乗るだけではなく、そこには調査したり、担当課とやり取りしたり、最終的に報告書を作り結果をお伝えしたりする手順を踏むために、簡単なものは当日出来ますが何日もかけて行うものもあります。また、調整がつかずに何度も何度も担当課に通ってやり取りするものもあるのです。以前に書いた通り、これは本当に議員がやるべきなものだろうかと疑問に思うものも正直言ってあります。ただ、議員秘書の経験からも出来る限り扱って、自分にどうしても出来ないもの、特に弁護士や警察、医師や特定の事業者でしか扱えないものはキチンと繋いでもおります。今日も4件の相談依頼に担当課や市内中を駆けずり(実際は走っている訳ではなくバイクでですが)回っていました。現実には、ここまで対応しても、結果が相談して頂いた方の望むものにならないこともあります。また、綿密に打ち合わせてもお互いの認識が100%一致していないこともあって、本当に稀ですが行ったことが意に添わずに恨まれてしまうこともありました。でも、相談をされるということは、相談者が困っていることが多いので(経験上間違ってはいけないのはただ話を聞いてもらいたいだけということもある)、それにしっかり向かい合いたいと思っております。


 1日の締めくくりの防犯見回りの頃には、正直クタクタでしたが、それでもいつもより短かったとはいえ1時間弱は歩いたと思います。ただ疲れた時に防犯は注意が散漫するので、特に心して行います。内勤も含めて21時終了。お疲れ様でした。

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