久喜市は生涯学習の街であったはず
2022.2.2…珍しく誰も訪ねて来られる方もなく、電話もない静かな朝のスタートとなった。日常が必ず7時台からバタバタする朝なので、少し拍子抜け感があったけど、ゆったりと外活動に出発出来た。
さて、最近久喜市の生涯学習のあり方についていろいろなお声が届いているし、わたし自身市民大学の10期生でもあって、この19年来、あらゆる生涯学習に積極的に取り組んできた。私は久喜市は生涯学習の街であり、全国に誇れる高齢者大学や市民大学、そして両大学の校友会が、そして生涯学習推進部などがそれを築き、創ってきたと思っている。しかし、今回一般質問にも通告しているが、、それが大きく崩れていると思っている。なぜか?理科大跡地にみらい創造プレイスとして生涯学習センターを築き、生涯学習の拠点を創り出す計画がなくなり、担当である生涯学習課は地区を転々とし、結局築かれたのは生涯学習センターには程遠い、高齢者大学や市民大学の場所。交通手段などに配慮なくまたこうしてぶち上げた結果、高齢者の方々は通う手段が無くて辞める方々出てくる始末。辞める方々が出てくるのは当たり前なのに、それを押し通してしまったお粗末。なんということだろうか。
そもそも生涯学習のようなものは効率化の対象にしてはいけないと思っている。目に見えない効果がたくさんあることも忘れている。健康、もちろん、人と人との繋がり、もちろん、それぞれの人がこれまで人生の中で築かれてきたものをさらに地域で発展させ、喜び、楽しみながらそれを地域に還元していく。これが久喜市の発展にどれほど繋がってきたか。そのもっとも大切なものをことごとく駄目にしてきたと私は思っている。 私は高齢者大学は入学資格はありません。しかし、市民大学出身の繋がりで大勢の高齢者大学の関係者とお話しする機会がこの20年あり、その方々の思い、怒りに近い思いにいま触れています。それが市や教育委員会に届いていないというのでしょうか?
本来であれば、どこか施設を借りて複数人でお話し出来れば効率的だったかもしれません。でも、コロナ禍でそうもいかない時、別の形でお話をお聞かせ頂きました。私の感じてきたことは、皆様の思いとはズレていなかったようです。10日に一般質問でしっかりと皆様の思いを伝えて行きます。
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