何党であれ国会議員のこうした発言は本当に残念です
2021.10.14…今日は衆議院の解散でした。19日が公示ですが、実質的には動きが始まりましたね。
ところで、野党の衆院議員による発言がとても残念で、今日はこのことを書きます。拉致被害者救出に関わる活動には私も関わってきたからです。問題の発言は、「拉致被害者で生きている人はいない。生きていると誰も思っていない。拉致問題も、拉致被害者もいない。客観的情勢から考えれば生きていれば北朝鮮は帰す。帰さない理由はない」というような趣旨の発言だったと報道されていました。この代議士は、のちに発言を撤回し、今回の総選挙の所属政党公認から外れましたが、選挙には出馬するもようです。
拉致問題は国家主権の侵害でもあるのに、我が国の国家国民を守るはずの国会議員が、我が国というよりも北朝鮮に基軸を置いているような発言には愕然となりますし、そして何よりも拉致の被害に遭われた方々、そのご家族、関係者の方々に対してこのような発言をする国会議員こそいない、いてはならないと言いたいです。本当に残念な発言で胸が痛みました。この方は発言の通りの事を思っているということの表れなので、撤回はしても、発言は消えないものと私は思っております。
私などは政治家といってもいち地方議員で、6期も勤められている代議士から見れば末端の、まして若造かも知れません。でも、なんとか拉致被害者の方々が一刻も早く、親元やご家族のもとに帰ってくるよう出来る限りのことがしたいと、署名集めをしたり、啓発活動など市民の方々や仲間と活動もしてきました。久喜には議員でこの問題の中心となっている方もいますし、みんな自分のこととして向かい合い、取り組んでいるのです。国会議員の方々も一所懸命、汗を流されている方もたくさんいらっしゃいます。拉致被害者救出、この問題の早期解決を願う日本国民や、そこに入って懸命に活動している方々にも、議員にも本当に失礼です。
当該代議士(解散したので前国会議員ですが)は前職、民間企業にいた時にご縁があり私は存じ上げておりました。森元総理の発言などを批判していたことも存じ上げております。何事も自分は良いのだと思われる方は、国会議員などであってはならないのだと私は思っております。国民の立場に自分を置くことができない方だと思うからです。
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