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他の議員の一般質問を聞いてもやはり同じように思う

2021.12.6…一般質問2日目、私も取り上げていますが、ほかの議員の方々もなんと個別施設計画・アセットマネジメントの質問が多いことか。それだけ各論に踏み込むと総論は賛成だからと言えない難しさがあるし、現場にもっとも近いところで市民・住民の皆様のお声を聞いている議員にとっては、当然それを反映していくということなのです。計画の中味もそうですが、それを実行しようとするプロセス自体、本来ならもっと地域を知り、人を知って、こうすればこうなるということくらいは、初めから理解をした対応をするべきだと思いますし、そうお願いしたいです。例えば、施設の地元譲渡の相手先である自治会ひとつ取ってみても、そのあり方は少し前までと全然違うもので、組織ひとつとっても加入率は低下し、脱会される方も出てきております。総会も全議案がシャンシャンとなるのではなく、いろいろな地域に関わる問題も出て、そう簡単にどこもが纏まるというものではありません。そこに、維持、修繕費用がかかったり、将来的な取り壊しや建て替えに多額な費用を要するものを引き受けて欲しいと話を持っていけば、地域が混乱するのは必然的なことです。世代間の対立になってしまったところさえあります。

 施設自体も古いものがほとんどで、誰が見ても「これを押し付けられても」と思うのが自然です。他団体に貸出をしても、そのためには人も要するわけですし、課題もすぐに目に見えます。減免措置はあっても固定資産税はかかりますし、貸出で収益が発生すれば税金だってかかることでしょう。

 そして一番問題なのは、将来いよいよ建物がもう持たないとなったときです。考えられることは、①自治会で建て替えが議決されて新しい自治会集会所ができる、②自治会にお金がなく議決もされずに取り壊しが出来なくて放置される、③②の状態が継続してこの放置を含めた行為が法的争訟になる、④「だから言ったじゃないか」と責任追求が起こって自治会自体が分断される、⑤自治会が建物を処分しようとしてそれは出来ないと条件を付した行政、もしくは第三者との間にやはり法的なものも含めて争いが起きる、などなどいろいろなことが想定されることです。

 市は①を想定して、それを前提に物事を進めているのでしょうが、②以降は私のただの心配でそんなことはあり得ないでしょ、と言えるでしょうか?そんな将来のことを今言っても仕方ないでしょと片付けられるでしょうか?少なくても私はそうは思っておりません。計画を立ててそれを相手方に持っていくという行為は、そこまで考えられてのことだと思っております。その点、議会での私と執行部とのやり取りが噛み合わなかったところだし、これでは噛み合わないでしょう。でも、住民の多くの皆様からやはり「おかしいでしょ」とお聞きしているご意見を、私はその通りだと思っています。

 他の議員さんへの、この問題に対する答弁を聞いていても、改めてそう思いました。


 話は大きく変わって、大学の今年度受ける授業は今週で終わります。対面授業なら試験週間ということなのでしょうが、そこはオンラインでの授業。最後の最後まで通常通り授業が行われて、出された課題を今月末までに提出するといった感じです。3年生に学士入学したわけですが、大変にためになっています。両立は苦になりません。むしろ議会活動、議員活動の一環として法律を学んでいます。

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