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人を思いっきり活かす街、久喜市へ〜①

2022.2.21…私が今、思っていること、こんな久喜市だったら良いなと思うことをこれからこのブログでもドンドン載せていきます。まずは「活かす」というキーワードから始めてみたいと思います。人を思いっきり活かす街ということで、この間、一般質問や議案質疑でも取り上げてきた「生涯学習」からはじめます。


 久喜市はもともと生涯学習の街として全国に誇れるものがありました。市民大学(大学院もある)、全国的にも珍しい4年生の高齢者大学、両大学の校友会、生涯学習推進部などなどがあって、生涯学習を築き、盛り上げ、広げていたと思っています。そして生涯学習として大事なのは、もちろん自分自身が楽しみながら知識や技術を広げ、健康を維持し、仲間をつくっていくなどいろいろな意義がありますが、それと同時に人づくり、つまり地域のリーダーであったり、ゆうゆうのような未来を担う子ども達の指導者であったり、地域のコミュニティが形成されていく中で大事な結びつきの基本的なところに自然に貢献してきたのだと思っています。でも、これが当時から発展的に継続して盛り上がり、今でも自信を持って生涯学習の街と言えるのでしょうか?このような「人」の発展や結びつきやが、財政健全化の対象であって良いはずがありません。健全化よりも投資すべきところです。


 4年前に生涯学習センターとしてのみらい創造プレイスは頓挫しました。議会や委員会でも主張し闘いましたが、考えるだけで出来もしない市民食堂やサテライト施設で翻弄され、教育部門は菖蒲支所、理科大学跡地、そして鷲宮支所へと転々としました。この間、両大学の在校生や卒業生の生涯学習にかける気持ちや思いがどう変化したのか、本当にわかっているのでしょうか。入学者が大きく減っていく中で、そのための手を打ったのでしょうか?答弁などでは努力をされているとの答えが返ってくる。確かに努力をしていないとは言っていない。でもこの4年間で久喜市の宝であった生涯学習が、違う方向に向いてしまっていることを感じている方々がたくさんいらっしゃることは紛れもない事実であって、努力しているというような簡単に言葉で飾ってほしくはないのです。私は、人を思いっきり活かす街として久喜市が輝いていくためには、この生涯学習は核になってくると思っています。生涯学習の街の再生です。ここに大きく目を向けていきたい。そうすることによって、市内各地にバランスよく繋がりが出来ていく。それが人の笑みや喜びになっていく。生涯学習は人の発展であり、結びつきであり、健康政策でもあると思います。私も市民大学10期生で19年間、地域の中で生涯学習に取り組んできた身です。その経験や思いを活かして、全力を尽くしていきたいです。

 人を活かす、思いっきり輝く街久喜市へ確実に繋げていきます。

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