これも公約、もうこんなことをなしにしたい
2022.3.25…大風呂敷を広げてあれもやります、これもやります。もう箱モノをオンパレードにする時代ではない。欲しいのはみんな当たり前。だけど、財布や預金の中身を見て、みんな身の丈に合わせているのに、行政がない袖を振ってみんなに期待を持たせる。それでいて「お金がない」といって、住民、市民の方々、子どもたちの日常まで締め付ける。財政健全化といいながら、立ち止まって考えたために何億円損失を与えたのか、全然気にしていない。問題視しない。こうしたことの連続を私はおかしいと主張します。
活動で行った先でこんなことがありました。学校の雨漏り、市内の学校で雨漏りがひどいのに、放置され続けているところが多いのですが、卒業式に雨が降ったら子どもたちがかわいそうと、ボランティアで対策をして頂いた方々がいたという話を伺いました。業者の方が無償で突貫工事をしてくださいました。「久喜市から仕事が本当に貰えないんだよ」と言いながら、久喜市が困っている時に無償で助けて下さっている方々のお話もお聞きしました。前にも書きましたが、校長先生の中にも、保護者から雨漏りをなんとかして欲しいと聞いているのに、「うちの学校には雨漏りなんてない」と、頑なに隠しに隠し通している校長先生もいらっしゃいます。これが「教育の街久喜市」、「子育てするなら久喜市」の現実です。
こうしたことを改めたいということを、私が公約に掲げてはいけないですか?子どもたちが何十年先に、大人になって集まって、「母校が水浸しだったよね」、「トイレも使えなかったよね」、って誇りに思うことができるでしょうか?今、手をつけることはたくさんあるのです。
それなのに、新しい巨額の資金を必要とすることや箱モノを次々とぶち上げる。私に対して「こんなの公約ではないよね」「箱モノの方がわかりやすくていいよね」という声も確かに届いています。でも私は、小中学校でPTA会長や本部役員もやってきて、学校現場の問題点も目で見て感じているところがあります。本当に子育ての街、教育の街を目指すなら、避けては通れない課題や改善点を放置せずに、みんなで解決に向けて頑張っていきましょうよ、という気持ちを強く持っています。子どもたちに箱モノで大きな借金を背負わすのではなく、子どもたちのためになるお金の使い方をしましょうよということなのです。
こうしたことができなければ、本当の意味で人口減少対策やそのための移住者獲得、人口流出対策は出来ないと私は思っています。言葉だけ踊るのではなく、もっと本質的に必要なまちづくりを行いたい、校長先生方が胸を張って「うちの学校には問題点はありません」「雨漏りもありません」と本当に言えるように、ドンドン近づけていきたいです。そうした中で子どもたちを育てていきたいです。学ばせていきたいです。
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