12月3日に行った一般質問の報告です(2回目)
2021.11.5…先日に引き続き、質問報告の2回目です。大項目3つ目、個別施設計画のうち集会所や青葉公民館についてです。まずは集会所が2022年度に地元譲渡がされることについて前回同様、疑問に感じることが多く、それについて質しました。5つの集会施設についてですが、内4つは建物自体が古く、維持管理・修繕、将来の取り壊しや建て替えなど自治会にその負担を負わせることは難しいと私は思っています。まして自治会は加入率などが低下して運営が難しく、また基本会費運営のため、高額な支出が出来るところはそうはないはずです。法律問題については平成3年に地方自治法が改正されており、自治会が法人格を持つことができるようになって不動産建物の所有権も登記もできるそうです。この点はわかりました。ただ、そうであっても、やはり現実問題はそんなにすんなりいくものではなく、出来ると思って引き受けても、将来の取り壊しや建て替えのお金の負担が出来なくなって問題が生じることも懸念されますし、いろいろな法律問題がおこらないとも言い切れないはずです。それをひとつひとつ確認しながらやりとりしました。また、青葉公民館に機能集約され、やはり地元譲渡となる野久喜集会所も同じ問題を抱えています。管轄が教育委員会なのでそちらに聞かざるを得なかったのですが、やはり地元から理解出来ないとのご意見も聞いているので、機能集約と譲渡後の施設のあり方を確認しましたが、正直ぜんぜんわからないというか、どうしても理解が出来ませんでした(決して嫌みではなく、本当に理解というか、分からないという意味です)。
この件で自治会で世代間で意見が割れて、こじれてしまっているところもあります。私の議会報告久喜一新で説明していますが、行政が考えるほど簡単な問題だとはとても思えません。それだけに議員からも声が出ております。
大項目4番目は支援を必要としている児童生徒に配慮をということで聞きました。先生の何気ない言葉で傷ついて学校に行きたくない思う子供がいます。答弁通りにしっかりと配慮がされているというなら、こうした声は私の耳には入らないはずです。答弁で保護者からアンケートをとって確認もしているともありましたが、私も子どもを小中学校に通わせているとき、先生が直接目にするアンケートに本当のこと、先生にとって都合の悪いことなどなかなか書けないものです。私の耳に入る話も、直接書けることでしょうか。子どもにとって学校生活で受ける影響は良いことも、そうじゃないこともとても大きなものであり、ずっと将来にわたって心に残ることもあるのです。ぜひこうした声があがらないように丁寧に取り組んで頂きたい旨伝えました。また時間がなくて再質問出来ませんでしたが、この時期は普通級に通わせるか支援級かなど悩まれているご家庭も多いと思います。子ども本人、保護者の気持ちをしっかりとうけとめた対応になって行くことを望んでいます。
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